試合中に一斉に水を飲みだしたのは、クーリングブレイク(給水タイム)と呼ばれる時間の事ですね。
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クーリングブレイク(給水タイム)ってなに?
クーリングブレイク(給水タイム)とは、一定の気温に達してる場合に審判が設けられる給水時間のことです。
普段の練習で鍛えているサッカー選手と言えど、
30℃を超える気温でプレーするのは熱中症になる危険があります。
↓熱中症についてこちらお読みください↓
FIFAの基準は以下のようですね。
国際サッカー連盟(FIFA)の基準では気温が摂氏32度に達すると、審判の判断で前半30分及び後半30分の前後にクーリングブレイクとして3分間の給水時間を設けることができる。
はじめてのクーリングブレイクはブラジル・ワールドカップから
はじめてのクーリングブレイクはブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦オランダ代表対メキシコ代表戦でした。
この試合では前半30分過ぎと、後半の75分過ぎの計2回、3分間ずつの給水タイムによるインターバルが設けられたそうです。
ちなみに試合はオランダが逆転勝ちでした。
勘がいい人はここで疑問が浮かびませんか?
それはプレイタイムについてですね。
クーリングブレイクの3分はどういう扱いになるのか?
クーリングブレイクに使った時間はそれぞれアディショナルタイムに追加されての消化になります。
つまりクーリングブレイク(給水タイム)を審判が取ると
自動的にアディショナルタイムが3分以上となるわけです。
ちなみにこのクーリングブレイクには給水だけではなく、
戦術的な恩恵もあるのをしってましたか?
クーリングブレイク(給水タイム)中の指示が試合の流れや勝敗を分ける
このクーリングブレイクの3分間は、ただただ水を飲むだけの時間ではありません。
その間に監督からの指示を受けてやり方を変えたり、選手間で話し合い意思統一をしたりすることが出来ます。
代表的なのは記事にもなった川崎フロンターレ対大分トリニータ戦ですね。
苦境を変えたのは、前半25分に酷暑で設定された「給水タイム」だった。この時間を利用し、選手間でプレスを話し合い「(前からのプレスを)やめるか…。」「行くタイミングを変えよう」と作戦を変更した。ブロックを組むときは組み、相手のサイド攻撃を封じる布陣に修正したことで、守備が安定し、後半の得点につながった。斎藤は「その後は、ほぼやられなくなった。給水タイムまでに守備陣が頑張ってくれた。あそこで耐えられなかったら今日の勝利はなかった。25分まで、守備が踏ん張ったことが勝因だと思います」。中村も「1失点しましたが、前にプレスに行くタイミングを90分の中で修正して結果を出せたのは大きい」と手ごたえを口にした。
とこのようにクーリングブレイクをフル活用して試合の展開を有利にすることも可能な訳です。
前後半の間にあるハーフタイムと試合中のクーリングブレイク2回の合計3回
ここで選手に対して的確に指示を出して勝ち試合を呼び込む事はもはや必須ですね。
厳しい夏場を戦い抜く為にも最大に活用するべきでしょう。
- クーリングブレイクとは選手の3分間の給水時間のこと
- はじめてのクーリングブレイクはブラジル・ワールドカップから
- クーリングブレイクの3分はアディショナルタイムに追加される
- クーリングブレイク中の戦術的な支持で勝敗を分けるようになる
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