まずはスタメンからです。

磐田戦で控えだった古林がてっきりスタメンだと思ってましたが
蜂須賀がそのままスタメンでの出場。
前節CBの板倉がボランチに入り野津田が一列上がってシャドーの位置に入り
右CBには椎橋、GKにはシュミットが入ります。
試合開始早々攻めるベガルタ
この試合最初の決定機を作ったのはベガルタでした。
開始2分カウンターで左サイドを上がってきた永戸のアーリークロスを石原に引っ張られて
空いたたスペースに居た野津田の足元へ。
野津田はミートこそ出来ましたが枠外。実に惜しかった先制のチャンスでした。
セレッソは序盤CBにはプレスに行かず敢えて持たせていました。
ユン監督のゲームプランではどこでボールを取りに行くのか見ていましたが、
10分にゲームが動きました。
CKの跳ね返りを野津田が前に浮かすと裏に抜けた蜂須賀がボレー!
これが決まりベガルタが先制しました!
仙台先制 pic.twitter.com/yw5Hv8J62s
— Yuma (@_di19_) April 25, 2018
この先制点でゲームはセレッソがボールを持って攻める形になります。
25分位からセレッソがプレスを剥がし始める。
この時間くらいまでは守っていても決定機まではやらせていませんでした。
この間にもカウンターからチャンスを作ったりしてましたが徐々に守備がハマらなくなります。
セレッソのSHが中に絞りボールサイドに寄せた所を上がってきたフリーのSBに
預けます。ベガルタがスライドして対応すると無理はせずサポートに来た選手に返し
無理ならCBに戻して作り直します。
足元の上手い選手が元々多いのがセレッソ大阪です。
プレスに慣れ始め2人目3人目の動き出しをしてブロックの間でボールを受けて
守備ブロックを壊しに来ます。
前半41分には山口のミドルシュートがポストを直撃!
これは決まったと思うようなシュートでした。
また前半の途中からシャドーが戻り切れないうちに板倉が上がったスペースをSHに
使われるシーンが目立ちました。
またしても連続失点!
後半開始10分。セレッソに追いつかれてしまいます。
清武が裏に抜け出してボールを受けると中にいる杉本にパス
一度は椎橋が足を出してカットするもボールは杉本の正面に
裏に走りこんだ大岩は一瞬オフサイドと手を上げてからプレスをしたものの
清武に交わされてシュートを打たれ失点。
https://twitter.com/MK8youitirou/status/989114976311820289
ここでミスが2つ。
1つ目は椎橋のクリアが相手の杉本に渡ってしまったこと。
2つ目は大岩のセルフジャッジです。
椎橋のプレーはアンラッキーの範疇に入るかもしれませんが
大岩はもっと寄せていればまだ違った結果になったかとおもいますね。
ここで落ち着けられないのが今のベガルタですね。
磐田戦と同じくかなりバタバタしてしまい、上手く攻撃が出来なくなります。
そこから9分後に2失点目を貰います。
チームが落ち着く前にアタッキングサードでボールを回されゴール前に押し込まれると
山口にマイナスのパスを出し前半のミドルより抑えの効いたミドルを枠内にシュート。
これも選手の長所を上手く出したシーンですね。
シュートはシュミットが止めるも清武がギリギリで抜け出し詰められて勝ち越されます。
https://twitter.com/MK8youitirou/status/989119621046288384
ここでもまたミスが1つ。
セルフジャッジで足が止まっていることです。
セルフジャッジ=心の隙
試合後の渡邉監督コメントでも出ていました。
でも、たとえば、2点とも「オフサイドじゃないか」と、足が止まっていることは事実だと思うのです。セルフジャッジでそこに逃げてしまっては、何も起こらない。もしかしたら我々のゴールも、C大阪さんのそういう隙だったのかもしれないし、逆に言えば、我々がそういう隙を二つ与えてしまったと。そこは猛省しなければいけないと思います。
ベガルタの先制点もオフサイドだと思いセレッソは全員反応してませんでした。
こちらの2失点も集中を切らさずに寄せ切れれば止められた”かも”しれません。
この辺りが連戦の疲れに表れているのかもしませんね。
ただ日程の条件は相手も同じなので、そこで言い訳は出来ないでしょう。
今後の課題は複数得点?!
この試合もですが2点目を取れていれば最悪勝ち点1を持って帰れたかもしれません。
ベガルタは名古屋グランパス戦以外での複数得点が無く取れても1点のみです。
今後の課題は追加点になるでしょう。
その為には以下にシュートまでフリーでボールを渡せるかだと思います。
マークがついている状態で常時得点を取れる選手は今のベガルタにはいません。
その為のレーンを使った戦術で相手を動かしギャップを使うものだと思います。
このギャップで出来た短いかも知れないフリーの時間でシュートを打てれば
変に焦ってクロスを入れるより余程得点の可能性があると思っています。
連敗しましたがベガルタはそこまで心配ないと思います。
今日も得点につながってはないですが富田も前半に2本逆サイドにサイドチェンジを出して
フリー選手を使えてます。シーズン前には思いもしなかったことです。
リャンも今の戦術に慣れ始めて来て今日のように後半から出てボールを持つことが出来るようになりました。
そろそろ怪我人も戻って来ますしこの混戦だとまだチャンスはあると思いますので。
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