【ベガルタ仙台】ルヴァンカップ グループステージ 2年連続での突破! 再現性を高めた戦術とは?

 

ズラタン

どうせなら勝ってプレーオフ進出を掴みたいそんなグループステージ最終節FC東京戦のレヴューになります。

まずは両チームスタメンから見てみましょう。

ベガルタは広島戦から8人入れ替えての3-5-2のスタートです。平岡が9試合振りの先発です。

FC東京は総入れ替えで控えにもU-21対象選手を沢山入れてきたので完全にターンオーバーしてきました。

消化試合ということもありますがもう少し残してくると持ってましたが違いましたね。

 

FC東京のベガルタ仙台ビルドアップ対策とは

 

ズラタン

スタートのフォーメーションは4-4-2でのスタートしているFC東京ですがベガルタがボールを持った時のプレスではシステムを変えてきました。

矢印はFC東京の選手がマークする選手になります。

上記の図のように3バック+アンカーに対してプレスを掛けてボールの保持をさせない事を狙ってきました。

まずFC東京の2トップのうち片方がアンカーの富田をマークします。サイドハーフが高い位置を取り左右のCBに圧力を掛けてきます。

これによりベガルタはロングボールを前線に入れるパターンが多くなりセカンドボールをFC東京に回収されて苦しい時間が多くなります。

この場合ベガルタの後方からのビルドアップを4-5-1で意図的に潰してショートカウンターを狙うのがFC東京本来のミッションだったと思います。

ベガルタはこの作戦にまんまと嵌り後方からのビルドアップを潰されて機能不全に陥ってしまうはずでした。

ただ相手のプレスの質の問題なのかベガルタが上手くプレスを剥がせたのか理由はわかりませんけど時折上手く前進するシーンはありました。ただし最後の部分でのズレがあり得点には至りませんでした。

 

カウンターから活路を見出すベガルタ

 

ズラタン

FC東京にビルドアップを潰されたことでロングボールを中心としたカウンター攻撃から活路を見出す形になっていました。

ボールを保持する展開が増えたFC東京ですが完全にスペースを埋めたベガルタの守備を完全に崩し切ることは出来ずにいました。

前線のみで相手を崩せなかったので自然とSBの攻撃参加が増えだします。

そうすると自然と空いてくるのが相手の上がった裏のスペースですね。

ベガルタはカウンターでそのスペースを突く攻撃が増えてきます。

2トップが左右に流れてポイントを作り上がる時間を作り攻撃を仕掛けたかったのですが東京のカウンターを恐れてか後ろのサポートが遅くポイントを作ってからの攻撃は効果的ではありませんでした。

ですが試合は意外な形で動きます。

 

永戸の低いクロスから先制点が入る

 

ズラタン

苦しい時間が続いていたベガルタですが前半の30分自陣でボールを奪うとサイドに張ったジャーメインにボールが入ります。

ここで相手のファウルで潰れた形になるのですが永戸が上手く抜け出すと審判が流してプレーオン。

そのままペナルティーエリア付近まで侵入すると低い弾道のクロスを入れます。

ただ中には西村1人しか居なかったのですが相手のCBが足を出してブロックしたボールがそのままゴールイン。

オウンゴールで先制点を奪いましたがディフェンスラインとGKの間に入れる速いクロスをこの前から何本か狙っていました。

『戻りながら守備をする』とどうしてもゴール方向に足を出さざるを得ないので『触れば何かが起こる状況を狙った』得点だと思います。

 

FC東京の反撃は久保絡み?

 

ズラタン

先制したことで一時的にペースを奪いかえした仙台ですが自陣深い位置で常田と富田の連係ミスからあわやというシーンを作ってしまいました。

ここからまたFC東京のペースになります。

前半のFC東京の攻めは久保絡みの攻撃かパスミスを奪ってのカウンターでした。

特に久保はトップスピードに乗った状態でボールを貰うと潰すことが難しく危ないシーンを幾度か作られてました。

基本サイドだと永戸。中に入ると板倉が見ていましたがトップスピードに入る前にコンタクトを受けるとフィジカルの差が如実にありボールを回収することが出来ました。

そのシーンで印象に残ったのは前半の41分には久保から奪った板倉がそのまま攻め上がりジャーメインにスルーパスをだした場面[/keikou]です。

この場面ではフィジカルの差が表れていました。体を上手く入れてボールを奪い持ち上がってラストパスまで出す板倉。この試合でも数少ない『いいプレー』でした!

結局この後スコアは動かず1-0でベガルタがリードして前半を終えます。

 

後半に入りFC東京のプレスを回避して疑似カウンターを狙うベガルタ

 

ズラタン

さて3-5-2に対して4-5-1でプレスを掛けてベガルタのポゼッションを潰しに来たFC東京ですが流石に修正が入りました。

54分過ぎに監督がリャンに対して指示を出すとIHのリャンがボランチの位置に下がり中野がシャドーの位置に上がり3-4-2-1にシステムをチェンジします。

これにより前半は3バック+アンカーに対してプレスを掛けられていた部分にリャンが横並びでポジションを取ることでスムーズに前進できるようになりました。

FC東京が前からプレスを掛けてボールを奪いに来ると3バックと2ボランチで交わして空いたスペースを突いて攻撃していきます。

自分たちで相手を引き出してスペースを作る疑似カウンターですね。

ちなみに前半は富田がディフェンスラインに落ちて4バック化してプレスを交わそうとしてましたが最後は縦に蹴ってしまってたのであまり効果的に攻めれていませんでした。

実際に渡邉監督も会見で

握らせてはいません。握られました。だから、どうかなと。もちろん、握られる時間も必ずあるので、

そういうときはどうやって構えましょう、そしてその構えた先にどうやって奪いに行きましょうと。

と言っていました。なので上手くハマらなかったときは引いてブロックを作りカウンターという流れに行きついたと思います。

ですが後半のシステム変更をしてからは疑似カウンターで相手を釣りだして攻めるという手法で再現性のある攻撃をみせていました。

この攻撃がどのチームにも通用するとベガルタは上位に自然といるようになると思いますね。

後半はお互いに最後の精度が悪く攻め手に欠きそのまま試合終了となりました。

ではハイライトです。

 

抜群の危機察知能力を発揮した富田

 

ズラタン

この試合で上手くチームをまとめていたのは富田だと思います。

前半はアンカーで後半はリャンとのダブルボランチでプレーしましたが相変わらずの危機察知能力を見せつけていました。

危ない場面だったりちょっと相手のトラップが伸びたりするとするするっと近寄りボールを刈り取り相手の攻撃の芽を潰します。

最近の試合だとこのボール奪取以外に前線に飛び出したりサイドに流れたりなどこの年齢からでも進歩を見せてくれています。

去年は終盤故障もあって先発出場の機会が減っていましたが昨年の富田より今年の富田の方が格段と攻撃能力が上がっています。

正確にはレーンという概念を理解して攻撃できるようになったのでしょう。中盤の組み合わせやシステムが変更されても柔軟に対応出来ていることは素晴らしいことです。

 

ルヴァン杯グループステージ突破!対戦相手は?

 

ズラタン

今日のグループステージ最終節を勝利したベガルタは予選Aグループを首位通過でプレーオフに出場決定となりました。

気になるその相手は直接対決で勝利した湘南ベルマーレがプレーオフでの対戦相手となります。

気になる試合日は第1戦が6月2日(土)19時に平塚で行われ 第2戦が6月9日(土)15時にユアスタでとなります。

 

初心者サポ

リーグ戦では勝利した相手で板倉と椎橋抜きになりますが決勝トーナメントに残れるように応援をしましょう!

ちなみにベガルタの次の試合はACL帰りの鹿島アントラーズと5月20日に鹿島スタジアムでのアウェイゲームとなります。

中国帰りで疲労のある鹿島を撃破し気分よくリーグの中断に入りましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2007年からベガルタ仙台を応援している元サッカー嫌いのズラタンと言います! 今年で10年以上ベガルタを追い続けてますが実は・・・この世のスポーツでサッカーが一番嫌いでした(笑) そんな私がサッカーという競技そしてベガルタ仙台というチームを愛して応援してますがそれには訳があります! サッカー嫌いがサポーターになった理由やベガルタの戦術をみなさんに分かりやすくお伝えします!